貧困ではないが裕福でない生活

四国の辺境在住。うつ病を発症した後思った様々な出来事を綴るために開設したブログ

うつ病記~発症まで④~もうひとつの病気を発症~

11月に異動になり、約一か月が経った12月上旬体調に異変が起こった。

まずある日朝起きたらスマホの文字がぼやけて見にくくなっており、さらに車のメータもーぼやけて見えない…。

慌てて現場の売り場のお客様用の老眼鏡をかけるとくっきりと見えるがそれがないと手元がぼやけるようになった。

生まれてこの方目だけは常によく健康診断でも視力が1.2から落ちたことがなかったので、びっくりしたが40代後半になったのでいわゆる「老眼になったのかな…。もうあまり若くもないしそろそろ起きてもおかしくない年齢だし」と思った。

でももっと厄介だったのは老眼をかけてPCのモニタはくっきり見えるのに、

エクセルで入力された数字が頭の中に入ってこない!

入力された数字が何故か追えない!

あれっ?と疑問に感じたが、その時は「注意が足りてないのかな?集中が出来ていない。疲れてんのかな?」とか思った…。

 

そしてある日ものすごく喉が渇くようになった。そしてトイレに行く回数が増えた。

水を飲んでもすぐ喉が渇き、それでも水分を取りすぎるのでトイレに行く…それが2週間ぐらい続いた。

 

さすがにこれはおかしいと思いネット検索したところ「糖尿病」という症状が引っ掛かった…。もしかすれば目がぼやけるようになったのもその兆候だったのかも…。

最悪失明することがあるとか書いていたのですぐに高血圧の定期健診を受けている内科の主治医のところに行った。

すぐに尿検査と血液検査をしたところ「糖尿病で間違いない」という診断が下された…。しかも血糖値が238(標準90以下) ヘモグロビンa1cという数値に至っては11.5%(標準6.0%以下)というすごい数値だった。本来なら即入院レベルの数値なんだが主治医の先生は「取り敢えず1週間インシュリンを打って薬で様子みましょう」という事になった。

すごく悲観して「もう食べたいものも食べることが出来ない人生になるんですか?」とか言ったら笑いながら「そんなことない。大丈夫」と言ってくれたのであの言葉がなければ救われることはなかっただろう。

その後眼科に行き糖尿病性疾患が発症しているか調べたところまだセーフだった。

本当にあの時はほっとして「自分の体がいかに不健康な状態にさらされていたか」

に気が付くことが出来た。